高梨の話
昨日、人生通算七度目の失恋をした。
高梨亮次は学食で一人淋しくカツカレーをかきこんでいた。「質より量」が求められる学食のカレーは具の少ない水っぽいルゥと、肉本体が小さい衣ばかりのカツだけれど、二つが合わさればカレーの味にすべてかき消されてしまって大したことは気にならない。
要するに、腹が膨れればいいわけ。
高梨は食べ終わった皿を乱暴にテーブルの上に放り出し、その上に握っていたスプーンも投げ出した。
からり、とお世辞にも上品とは言えない乾いた音が響くが、周りの学生たちの喧噪に紛れてその音は大して目立たなかった。
(よし、次だ、次)
一流大学三回生である高梨亮次は悪い男ではない。
もちろん、現役で一流大学の試験に合格し、順調にここまで単位を取得しているという学力もその評価の中に含まれる。
やや調子に乗り気味なところはあるが、性格は極めて常識的で理論的だった。
顔は、……上を見ればキリがない、というのが高梨の持論である。要するに、並以上ではないが、かといって並以下でもない。
一言で言って、高梨亮次という男は悪い男ではない。それは間違いないのだが、よくよく運のない男だった。
次々と女に惚れる。しかしその誰もにことごとく振られる。「高梨くんって、悪い人じゃないんだけどね」「友達以上には思えない」「恋愛の相手として見たことない、ごめんね」などなど……、知り合って仲良くなって、告白するところまでは順調なのに、今まで一度たりとも「彼女」を持ったことはなかった。
それでも、既に失恋も七度目ともなればそれほどショックに思えないところが、我ながら図太いというか耐性がついてしまったというか。どちらにせよ、亮次自身にとってはあまり喜ばしいことではないのは確かだ。
次こそは、自分を好きになってくれる人と会えるはずだ、と根拠もなく前向きに考えられるところが彼の長所でもある。
「りょーじー!! こんなところにいたー」
亮次の前の席に、食事の乗ったお盆をドン! と勢いよく置きながら腰掛けたのは、彼の幼馴染だった。
肩の後ろくらいまでの髪を耳の後でふたつくくりにしている。短いウサギの尻尾のようなその「ミニ」ツインテールは彼女のトレードマークでもあった。
亮次は彼女の顔を見て、吐き出すようにその名前を口にする。
「マナか」
「あ。不機嫌そうな顔ー。私が来てあげたんだから、嬉しそうな顔ぐらいしなよね」
「お前の顔見て嬉しそうな顔するのはうちのお袋くらいだ」
マナ、と呼ばれた彼女の本名は瀬戸真名香、といった。小学校に上がる前からずっと亮次と同じ学校に通う、正真正銘の幼なじみである。
「ねえ、りょーじ今日暇?」
「暇じゃねーよ、バイトだよ、今日は遅番だし」
「そっか。……バイトまだ続けてるってことは、まだ彼女できてないの?」
「悪かったな」
「別に悪いなんて言ってないじゃん」
夕方から深夜遅くまで、ロングのバイトをしている亮次は常々「彼女ができたらバイト変える、こんな拘束される仕事じゃデートもできない」と公言していた。もちろんそれはマナも知っている。
そんなの気にしないのに、と真名香は思う。
私だったら、亮次がどんなバイトしていてもいいし、デートの回数が少なくたって多くたって文句は言わない。亮次が好きなことをして、毎日楽しく暮らしているそばにいられればそれでいいと思っている。
なのに、亮次はちっとも真名香のことを好きになってはくれない。
そればかりか、次から次へといろんな女の子を見つけてきては「好きになった!」「彼女になってくんねーかな」と言い出すのだ。
しかし、だからといって亮次が浮ついた性格の男ではないということも真名香は知っている。亮次は誰を好きになってもそのときはその女の子に本当に真剣に恋をする。女の子なら誰でもいいという訳ではない。
だけど、報われない。
真名香に言わせれば、「りょーじの良さが分からないなんて、そんな女に引っかからなくて良かったね」とのことだが、そんな言葉は亮次にとってはなんの気休めにもならない。
「あーっ、ちくしょう、また振られたー! なんでだよ、どうして俺に彼女ができねえのに、あの赤城大地には彼女ができるんだよ」
「……? なに、言ってんの?」
「マナには関係ねーよ」
ぷいと顔を逸らされる。
亮次は、ものすごくかっこいいってわけじゃないけど、こうやって怒ってたり拗ねてたり、真面目な顔してるときはかっこいいよね、と真名香は思う。
いつも四六時中カッコいいイケメンアイドルみたいな人より、亮次くらいのほうが親しみがあっていいのだという真名香に賛同してくれる友達はあんまりいないけれど。
「関係なくないじゃん、だから、私が彼女になってあげるって前から言ってるのに」
「間に合ってます」
「そんな遠慮しなくていいんだよ?」
「丁重にお断りだこの野郎」
底抜けに脳天気な幼なじみの額を人差し指でぴんと弾くと、真名香は首を後ろにのけぞらせて「ぁぅ、」とつぶれたような声を出した。
それからすぐ、何事もなかったように、自分で運んできたイタリアンピザとケーキセットをフォークでつつき始める。
「お前、邪魔すんなよな、俺はまた、次のフリーの子探すんだから」
ほとんどにらみつけるような格好で、亮次は真名香に言い捨てた。
するとぱぁ、と顔を輝かせて真名香が頭を上げる。ついでに手もあげる。
「じゃあ、ほら、私あいてるよ! 私! りょーじのためにずっと空けてるんだから!」
自分の胸のあたりに手のひらをどん、と当てると肩の上で短いツインテールが揺れた。
「うるせー、そこは一生空席だ、残念だったな」
「ちがうもん! 空席に見えるけどリザーブ席なんだよ! りょーじの予約席だよ!」
「じゃあ、予約キャンセルだ、いつ予約したかも覚えてねえけどな」
「キャンセルはできません!!」
「お気の毒だがクーリングオフは法律で認められた権利だ」
普段は女の子に対して優しくて、紳士的に接するように心がけている亮次が真名香に対してはどうにも遠慮がないのは、幼なじみだからだ。それに、恋愛対象になんかしないと亮次自身が決めているからでもある。
真名香と亮次の家はごくごく近所にあった。年の同じ子ども同士、二人は兄弟のように一緒くたになって育てられた。
小さいころ、亮次の世界には自分と真名香しかいなかった。
「りょーじくん、まってよぉ」
「はやくこいよ、マナ。おかーさんたちにみつかるなよ」
「うん、だいじょうぶ。……んしょ」
「ほら、つかまれ」
「ありがと、りょーじくん」
幼稚園の行きも帰りも一緒、帰ってきてからも、共働きだった真名香の母親が仕事から戻ってくるまで、二人はずっと一緒にいた。
二人はよく、「ひみつきち」と名付けたところに入り込んで、肩を寄せあった。狭くて、薄暗いけれど、大人には秘密の感じがして、それがいい。
「おやつもってきた」
「わぁ、すごい」
「これ、マナにやる。すきだっていってたから」
「ありがとー」
真名香は細くて長い髪を耳の上でいつも二つにくくっていた。いつもそのしっぽを違う髪ゴムで縛っていて、「きょうはピンク」とか「このまえあたらしいのかってもらった」とか亮次に自慢していた。
亮次に渡された大好きなお菓子を口いっぱいに頬張って、真名香はにこにこしていた。
自分も持ってきたお菓子をかじる。真名香に渡したのとは違うものだった。本当は亮次だって今真名香が食べているお菓子のほうが好きなのだけれど、用意されていたのは一つだけだったのだから仕方がなかった。
「あ。りょーじくん」
「なに?」
真名香がずいっと顔を寄せてきた。
唇の端っこをぺろっ、と暖かい舌でなめられて、亮次はきょとんと首を傾げる。
「ほっぺにおかしついてたよ」
「あ、そっか」
「えへへへ」
二人きりでいるとき、真名香はいつも嬉しそうにしている。亮次はそれが当然のように思っていた。
おれのまえで、マナが泣くことなんかない。
そんなことがあったら、マナのことを泣かせた奴をぶっ飛ばしてやるんだ。
「ねえ、いまのってキスっていうんだよ、りょーじくんしってる?」
「しらない。キスってなんだ?」
「あのね、おかーさんにきいたの。キスってね、ケッコンあいてにしかしちゃいけないんだって」
にかーっ、と真名香は笑う。ぷくぷくしたマシュマロみたいな、この前のおまつりの時に初めて食べたたこやきみたいなまるいほっぺたが、さくらんぼみたいにほんのりピンク色に光っていた。
「おかーさんはおとーさんにしかキスしないんだって。だから、マナはりょーじくんにしかキスしないの」
「なんで? おれ、マナのおとーさんじゃないよ?」
「ちがうよー。りょーじくんはマナとケッコンするの! ね、いいでしょ?」
そのとき、なんといって答えたのか亮次は覚えていなかった。
ただ、それ以来真名香が「おおきくなったらりょーじくんとケッコンするの!」と自分と真名香の両親や幼稚園の先生に言いだしたことはなんとなく覚えている。
―― じゃあ、それでいいや。
幼い亮次はそう答えたのだった。
それでマナが喜ぶんだったら、そうしてやるのが自分の義務だと、その幼くて小さな心で信じているような、そんな曇りのない返事だった。
自分は、どう真名香と「ケッコンの約束」をしたのかすら覚えていない。そもそも、そんなことを話した記憶もない。
なのに、真名香は今でもそのおぼろげな約束を信じているのだ。亮次が真名香以外の誰を好きになっても、そして誰に何回振られても変わらずにずっと。
それが亮次は怖い。いつからか、真名香が無条件に自分になついてくることに罪悪感すら感じるようになった。
「りょーじくん、一緒に帰ろ!」
「やだよ、一人で帰れ」
「えー。なんで? 一緒に行こうよ」
「塾に行くんだ」
「じゅ、じゅく? なんで、どうして?」
「俺、はばたき学園に入る」
先生にも両親にも開口一番「考え直せ、高校は他にもたくさんあるんだから」と説得されるほどの難関高校に入ろうと決めたのは、別にたいした理由からではない。
中学三年になってもりょーじ、りょーじ、と自分にべったりの真名香が、どう頑張ったってついてこられないようなレベルの学校に一人で無理やりに入学してしまえば、生活が離れ離れになってやがて諦めてくれるだろうと思ったからだった。
自分のいないところで、他の男のことを見てみれば亮次が大したことないということだって分かるだろう。
「なんでよ! 羽ヶ崎学園に行くってりょーじくん、言ってたじゃない。サッカー部が強いからって」
「サッカーはもう飽きた」
「うそ! なんで? 私、一緒にはね学に行って、マネージャーやろうと思ってたのに」
それがイヤなんだよ。亮次は思わず言ってしまったけれど、真名香はそんな悪態ももう気にはしないようだった。
真名香のことを振り切ろうと早足になる亮次の後をちょこまかと小走りにしながらついてきている。
中学の制服の、紺のジャンパースカートは少し子どもっぽかったけれど、真名香のツインテールには似合っている、と亮次はひそかに思っていた。こいつは普段からガキっぽいからこのくらいでちょうどいい。
(はね学の制服は、大人っぽいから似合わないだろうな。どっちかって言ったら、はば学のセーラー服のほうが似合うよお前)
当然のように真名香ははばたき学園についてこようとした。
二人とも受験勉強の最後はかなり追い詰められて、亮次などは「なんでこんなに苦労してはば学に入らなければならないんだ」と自分の行動と選択に疑問を持ったくらいだったけれど、春には二人とも、県下一といわれる高偏差値校の制服を着て、桜の木の下で並んで写真を撮っていた。
(なんで、こうなる)
それならば、一流大学に入ればついて来れないかと思った。
真名香はあっさりとついてきた。それはそうだ、はばたき学園を卒業できて一流大学に入れないなんていう阿呆はそうそういない。
結局、こうして今になっても真名香は亮次の近くにいる。
怖いのだ。
亮次はそんなにいい男ではない。真名香が、ずっとずっと、わき目も振らずに追いかけてくるほどの男ではない。
ただ単に「悪い男ではない」、それくらいのレベルにすぎないことは亮次自身がよく知っている。
だから、もう俺に構うな、と言っているのに真名香は聞く耳を持たない。
(だって、マナはなんでもできる。俺じゃない男の隣にいたほうが、きっと幸せになれる)
マナは俺とは違うんだ。
そりゃ、中学に入ったばかりのころ、サッカー部に入った俺についてきてマネージャーをしようというのに「サッカーって、九人でやるんだよね?」とか言い出したり、「トレーナー来たらすぐ治るさ」という会話を聞いて洋服のトレーナーとコーチという意味のトレーナーと間違えて「でも、トレーナー着ても怪我は治らなくない?」なんて言ったり、普通では考えられないことをしでかして、時々途方にくれるところはあるけれど。
たまに見ててやらないと、なにをしでかすか分からないところがあって、一人にしておくのは不安になることもあるけれど。
でも、それだけじゃない。成り行きではば学に入った後も、あいつは常に成績はトップクラスだった。入学しただけで気力をすべて使い果たした俺とは違ってたんだ。
たまたま小さいときに一緒にいただけの俺なんかにこだわる必要なんかない。あいつには、もっといい奴が見つかるはずなんだから。
ずっと、亮次はそう思っているのに。
八度目と九度目の失恋もすぐだった。
正直、「お友達から」でもいいのにどうしてこう、箸にも棒にも引っかからないのかと不思議でならない。
高望みをしているつもりもないし、かといって女の子に妥協をするつもりもないのだけれど。
「だから、りょーじの良さが分からないコとなんか付き合わない方が良かったって。正解、正解」
いつかのときと同じように、食堂で腐っていた亮次の前には真名香が座っている。
すでに亮次の前にある皿は全部空になっていた。不貞腐れたようにテーブルに片肘をついて、その上に不機嫌そうな頬を乗せて亮次が呟く。
「お前さ、俺のどこがそんなにいいわけ? 本気で好きになった女の子に九回も振られるような男だぜ、俺は」
「だってさ。りょーじはかっこいいよ? 優しいし、女の子のこと考えてるし」
そんなことない。
「その子が何が好きかとか、どういう話が好きかとか、ちゃんと見てるでしょ? それで、その子に合わせてあげるでしょ?」
私、ちゃんとりょーじのこと見てるんだよー、と真名香は得意そうに言った。
「小さいときからそうだったもん。だから私はりょーじのこと好きなんだよ」
「それなのに、りょーじのいいところ全然見てないんだもんね、みんな。あーあ、もったいない」と真名香は自分のパスタをフォークに絡めながら言った。「でも、おかげでりょーじがいつまでたってもフリーだから、私のものになる日も近いけどね!」と物騒なことも付け足して。
真名香が褒めれば褒めるほど、くすぐったくてこそばゆくて、亮次は「やめてくれ」と叫びたくなる。
手放しでお前が俺を褒めるたびに、俺は消えたくなるんだ。俺は、お前にそんなことを言われるほどいい奴なんかじゃないって。
惚れた女に次から次へと振られるような男だ。「お前には男としての価値がない」と、九回言われたようなものなんだ。
けれども真名香の顔にはいつものように一点の曇りもない。一瞬も迷いがない。
(どうして、こいつだけがこんなにも)
俺のことを見てくれているんだろう。
もういっそ、その揺ぎない彼女に身をゆだねてしまったら楽なんじゃないかと思うくらいだ。
(でも、それはダメなんだ)
亮次が楽な道を選ぶことで、真名香の道を閉ざすかもしれない。そんなのは絶対にダメだ、と亮次は首を振った。
だから、離れたかったんだ。
そばにいると惹かれてしまうから。寄りかかりたくなってしまう。頼りたくなる。
弱い俺がそれに流される前に、真名香と離れたかったのに。
「ワカンネ。この大学だったら俺より成績がいい奴も、俺より顔がいい奴も、俺より身長が高い奴も女にもてる奴も俺よりもお前のことが好きな奴も、いっぱいいるだろが」
「でも私はりょーじのこと好きだよ? お嫁さんにしてくれるって、約束したよね?」
「そんなの、ガキの約束だ、もう時効だろ」
「時効なんて認めません! 一回約束したんだから、絶対に守るんだから!」
真名香はぶん、と首を振った。さらりと髪が流れ、音が聞こえそうな錯覚すら起こした。
もしかしたら、そうすることで俺は真名香をダメにするのかもしれないけれど。
今までとは別の不安と恐怖が、これからの亮次を支配することになるのかもしれないけれど。
「なあ……あんときキャンセルした予約席、まだ空いてる?」
「えっ……?」
突然のことに、真名香は一瞬なんのことを言われているのか分からなかったようだったけれど、すぐに亮次が言っている言葉の意味に思い当たった。
「キャンセルは受け付けてないから、まだりょーじの予約席だよ」
「……じゃあ、それでいいや」
今は流れに身を任せてしまおう、と亮次は思った。
もしかしたら、こんな俺でもずっと好きだった女の子一人くらいは、幸せに出来るかもしれないから。
相変わらず不貞腐れたような顔で、よくわからないことを言いだした目の前の男に、真名香は問いかけた。
「……りょーじくん?」
真名香が「りょうじくん」と言うのを久しぶりに聞いたなあ、と思った。
空になった食器を持って、亮次は立ち上がる。
「行くぞ」と声をかけると、慌てて真名香も身支度を始めた。
――キスってね、ケッコンあいてにしかしちゃいけないんだって。だから、マナはりょーじくんにしかキスしないの!
結局、俺もお前としかキス、してねえよ。
ぴょこぴょこと飛び跳ねるようにしながら真名香が前を歩いている。
トレードマークのミニツインテールが今日も揺れていた。
「お前、その髪伸ばせよ」
「えっ、なんで?」
「そのほうが似合うよ」
これから当分は、十回目の失恋はしないですむと思う。
それがなんだか幸せなことのように思った。そして、できれば十回目はもう来なければいい、と見上げた空に浮かぶ白い月を見ながら、亮次は祈るように、そして自分に言い聞かせるように思った。
―― ずっと、見てたから。お前に何が似合うのかは俺が知ってる。
2010/02/04
aikaさまへ! お誕生日おめでとうございます!!
こんなヤツになってしまいましたが高梨くんをささげます!!
ゆうきより。




"お礼に代えて"
「恋煩い」のゆうき様から頂きました、「高梨の話」です。
「おい、高梨って誰だよ」という話ですが、高梨くんというのは、ゆうきさんの書かれた赤城大地の話に出てくる、大地ヒロインに横恋慕するゆうきさんのオリジナルキャラです。
もうそこでの高梨くんが、私のツボをつきまくった奴でして!か、カッコよかったんだよぉぉ!その話をゆうきさんに機会がある度にアピールしていたら「何故そんなにこの子がお気に入りなのかよくわかりませんが」と首を傾げつつも、高梨くんのお話をお誕生日に下さいました。わーいわーい!
大地話の中では、高梨はすごくカッコよかったんですが「実はこんな奴なんですよ」と、ゆうきさんには頂きました。恋多き、そして幼馴染に悪態つきまくる男…(笑)
でも、このお話を読んでますます高梨のことが好きになった次第です。何かこう、うだうだしてるところすら愛しい、みたいな。(← ときメモに出てくる男子みたいに凄く才能があったり、好きになったら一直線な一途というわけでもないけれど、この普通感がたまりません。でも、幼馴染のことは大事に想ってたんだとか…何それ、萌える。
高梨もですが、押しまくりの真名香ちゃんもかわいいです!ゆうきさんは本当に女の子かわいく書かれるんだ…!尊敬せずにいられない。
ゆうきさんは、ときメモ二次ももちろんですが、そこから離れても素敵なお話を書かれるので、どのお話も大好きです。これからも追っかけます!(嫌な宣誓)
本当に、ありがとうございました!