| 
 
  
僕を変えたのは、君
 
 
 
 
  
数年前から急激に規模を拡大し、いまや実業界では知らぬものがないという新興企業、赤城財閥の次期社長はまだ年若い。 
 高等学校、大学を優秀な成績で卒業した彼は、今では父でもある社長の右腕としてその腕を振るっている。 
 父親とは違って、生まれてこの方特に苦労などしたことのないという、絵に描いたようなお坊ちゃんではあったが、彼ならば将来赤城財閥を背負って立つ重責を十分に担えるであろうと、彼を見た人は誰もがそう高く評価するのだった。
  
 赤城家長男、次期社長の名前は赤城大地という。
  
 
「それでは。今回の件は今申し上げたとおりに」 
「ええ、お願いしますわ」 
「こちらこそ。天之橋様にはいつも大変ごひいきにしていただいて、本当にありがとうございます」 
「いいのよ、大地さんのこと、信頼してますから」 
「ご期待に添えますよう、努力いたします」
  
 涼やかな笑みを浮かべて、大地は机の上に広げた書類を手際よくまとめ始めた。
 天之橋家は、はばたき市でも一二を争う大富豪の家柄である。それこそ、成り上がりの赤城家などとは比べ物にならないほどの財産と地位と名誉と、とにかく大地からすればこの世のすべてを持っているかのような家であった。 
 ここはその天之橋家の本邸の応接室である。大地の前には天之橋家の夫人がゆったりとした姿勢でソファに腰掛けていた。 
 大地よりは幾分か年かさだろう。女性の年を尋ねるなんてバカな真似はしないから分からないけれど。大地はなんとなくの見当をつけていた。 
 大地が天之橋家に出入りするようになったときに、既にこの夫人はここに嫁いできていた。主人のほうにはほとんど会ったことはないが、風の噂(というかこういう世界にいるとよく聞こえてくる皆さん大好きな「ゴシップ」というやつ)では大分年の離れたご夫婦なのだという。
  
(十も年の離れた人と一生を添い遂げる気分というのは、どういうものだろう)
  
 大地にはそんなことは想像もつかなかった。
  
「大地さん、お時間があるならば少しお茶を召し上がっていらっしゃいませんこと?」 
「え……? ああ。僕などがお相手でよろしければ、お付き合いいたしましょう」 
「あら。謙遜なさいますのね」 
「いえ、僕などたいした男ではございませんよ。仕事だけが生きがいのつまらない男です」
  
 大地は立ち上がると、天之橋夫人に向かって手を伸ばした。彼女はその手を優雅にとってソファから立ち上がる。 
 そうして彼女をエスコートしつつ慣れた足取りで応接室から客間へと向かった。 
 天之橋夫人との商談のあとにお茶に誘われたことは一度や二度ではない。それゆえに大地もすっかり応接室から客間への間取りくらいは覚えてしまっていた。
  
「大地さんはご結婚はまだなのでしょう?」 
「ええ。ご覧の通りの不甲斐ない男ですから、良縁など参りませんよ」 
「本当に、ご謙遜も大概になさいませ。あなたが望めばどこの子女でも望むままでしょう」 
「とんでもないことです」
  
 舶来の繊細な意匠の凝らしたティーカップ。そこに注がれるのは琥珀色をした透明な液体。部屋の中は甘ったるい菓子と、そしてお茶のさわやかな香りで満たされていた。 
 天之橋夫人はふと思いついたように視線をおろし、大地のいつも微笑みをたたえた顔をじっとみつめた。
  
「そういえばね、わたくしの弟の知り合いなのですけれど、とてもかわいいお嬢さんがいらっしゃるのよ」 
「……はぁ」
  
 まいったな、大地はひそかにそう思った。 
 天之橋夫人は赤城財閥の顧客の中でも特上の上顧客だ。そしてまったくの新規から大地が足しげく通って開拓し、今では定期的にひいきにしていただいているという事情もある。 
 この客を逃がすわけには行かない。 
 ……のだが、こういうのははっきり言って勘弁していただきたい。
  
 大地はまだ結婚などする気もつもりもなかった。それは、いつかは誰かとそうなるのだろうとは思っているけれど、それはきっと家と社の都合のためのものであって、大地の意思など関係はないのだろうということも分かっていた。
  
(これが、「それ」なのかもしれないけれど)
  
「しかし僕などと結婚してはそのお嬢様が不幸になりましょう。僕は女性を幸せには出来ませんよ」 
「まぁ……」
  
 天之橋夫人は開いた口が塞がらないといった様子で大地のことを見つめたのだが、大地の張り付いたような笑顔はそのときもまったく動くことはなかったのだった。
 
 
 
 
  
「くりすますぱーてぃー?」 
「ええ。女学校でやったことはない?」 
「いいえ。外国の催しですか?」 
「そうだよ。基督教徒にとっては、新年をお祝いするよりも大切な日なんだそうだよ」 
「へぇ……」
  
 何日かぶりの帰宅で、大地は年の瀬に花椿家で行われるという「クリスマスパーティー」について琴子に話した。 
 師走に入り年末も差し迫ってきて、大地の仕事はいつにもまして忙しい。十二月だからといって、一年のうちのほかの十一ヵ月となにが違うのだろうか、とここまで忙しいと大地は疑問に思う。 
 それくらいバカなことを考えて息抜きでもしておかないとやっていられない。 
 大地が脱いだ上着を受け取り、衣装箪笥にそれをしまった琴子は大地が差し出している絵葉書の一枚を受け取った。
  
「わぁぁ……きれぇ。すごぉい」
  
 琴子はそれを見て目を輝かせる。 
 絵葉書の中には飾り付けがされた大きなクリスマスツリーと雪の降るキラキラとした景色が描かれていた。何人もの異国の子どもたちが笑顔でそのツリーを取り囲んでいる。 
 大地は琴子の肩を抱いて、ソファへと座らせた。自分もその横に座る。
  
「これはね、クリスマスツリーっていうんだ。樅の木にこうして飾り付けをして、子どもたちは贈り物をもらって、家族で過ごすんだ。クリスマスというのはキリストの誕生日を祝う日なんだよ」 
「素敵……」 
「それでね。まあ、外国ではそういう日なんだけれど、花椿様のお屋敷でその日にパーティーをするというご招待が来てね」 
「パーティーですか。あの、わたしたちの結婚式のときのような?」 
「結婚式というか、お披露目パーティーね。そうだよ。規模は、全然違うけれど」
  
 大地は今でもあの日のことを昨日のことのように思い出せる。 
 琴子が正式に自分の妻となった日のことを。きれいなドレスを着て、それでもうかない表情だった朝の琴子の顔と、一日が終わろうとする頃、自分に向かって笑いかけてくれた琴子の笑顔と。
  
「それで、大地さんがそのパーティーにいらっしゃるんですか」 
「そう。花椿様にご招待していただいて、まさかお断りするわけにも行かないからね」 
「そうですか。楽しそうですね」 
「琴子も一緒に行かないかい」 
「……えっ?」
 
 
 
 
  
  
 天之橋夫人は、まるで知らない人でも見ているような気持ちにすらなった。 
 誰だろう、あのつつましい様子でテーブルの末席に立っている男性は。ふにゃけた、力の抜け切ったような笑顔で人々と話をしているあの人は。 
 初めて天之橋邸にやってきたとき、まだ高等学校を卒業するかしないかの初々しかったころからずっと見てきたはずなのに、どうしてか全く別人のように見える。
  
「天之橋様、こんばんは」
  
 先ほど丁寧に挨拶をしてきたのは赤城大地だった。もちろん、見間違えるわけがない。 
 夫人はしかし、その大地の背中に隠れるように立っている小柄な女の子のほうを見ていた。 
 まっすぐの黒髪を肩の後ろ近くまで伸ばした、洋装のよく似合う現代的な顔立ちの女の子だった。
  
「あぁ。ご紹介が遅れまして申し訳ございません。僕の妻です」
  
 大地が背後にいる彼女の背中に手を回して、天之橋夫人の前に押し出した。 
 はじかれたように彼女がぴょこんとお辞儀をする。それはおよそ赤城財閥の次期社長夫人とは思えないような子どもっぽい仕草ではあったが、なぜか彼女がするのであればほほえましく感じられるものだった。
  
「あっ、あの、はじめまして! 赤城琴子と申します。天之橋様にはいつもお世話になっております」 
「あらぁ。あなたが噂の大地さんの若奥様なのねぇ。はじめまして、琴子様」 
「はっ、はい。フツツカものですが、よろしくお願いいたします」 
「うふふ。かわいいわね」
  
 舞い上がって真っ赤になった琴子と、その後で天を仰ぐ大地。 
 いつも澄ましたような笑顔を張り付かせて、取り付く島もないといったような大地が女の子ひとりでこうも変わるものかしら。 
 そうして、今まで自分が薦めてきたお嬢さんたちをすべてにべもなく断ってくれた大地が選んだほどの女性とはどういうものなのか、天之橋夫人はそこに興味がわいてくるのを隠し切れずにいた。
  
(大地さんも、やっぱり男の方だったのねえ)
  
 年下の女性を妻にもらって喜んでいるところなど、一鶴さんにそっくりではないか。 
 夫人はある一人の男性を心に思い浮かべて、それから少しだけ、仕事で飛び回っている彼に会いたいと思ったのだった。
 
 
  
「あぁ。緊張しました……」
  
 それじゃあね、と天之橋夫人がふわりと振り返って向こうへ行ってしまってから、琴子は息を止めるようにしていた緊張をようやく解いた。
  
「琴子さん、不束者はちょっと。天之橋様のところにお嫁に行くんじゃないんだから」 
「……えっ! わ、わたし、そんなこと言いましたか?」 
「言ってたよ、思い切りね……」 
「えええええっ、ど、どうしましょう……! ごめんなさい」
  
 途端に涙目になる琴子の頭を、大地はやさしく撫でてやった。
  
「いいよ、天之橋様はおやさしい人だから、きっと気にされていないと思うから。今度から気をつけて」 
「はっ、はい」
  
 ちゃんとしなきゃ。大地さんが恥ずかしくないように。 
 琴子は頭を撫でてくれる大地の優しい手にうっとりと目を細めながら、この人に嫌われないようにしなきゃ、と決意を新たに固めるのだった。
 
 
 
 
  
 少し遠くのほうで、華やかな色とりどりのドレスが花盛りに咲き誇っている。 
 その中心にいるはずの姿は、ここからでは周りのお嬢様方に取り囲まれてしまってよく確認できない。
  
「赤城さん。こちらで女性同士、お菓子でも頂きながらお喋りしましょう」 
 そう言って琴子の手を取ったのは、一体どこのお宅のお嬢様だったかな。 
 いまさらながら、大地はこの年になるまで自分に舞い込んできた縁談のことごとくを一瞥もせずに断ってきたのは間違いだったような気がしてきた。 
 少なくとも、今琴子の周りにいるのがどこの誰だかわからないという状況はあまりよろしくはないのではないだろうか。 
 なにしろ、琴子の実家であった藤津川家は名前ばかりの華族である。このような盛大な夜会になど琴子は参加したことがなかった。女学校での学園祭や入学、卒業式の謝恩会がせいぜいである。
  
(大丈夫かな。知らない人に取り囲まれて)
  
 また、天之橋様に挨拶させた時のように失敗していなければいいけれど。 
 大地はそわそわとしながら会場の隅でひとり軽い食事を取っていた。
  
「いつまでたっても奥さんを紹介してくれないからさ、なにか問題でもあるのかと思っていたぜ」 
「あぁ……なんだ、君か」 
「なんだとはご挨拶だな、お前の結婚披露パーティー以来久しぶりに会う大親友に向かって」 
「誰が大親友だって。誰が」
  
 突然に声をかけてきたのは、高等学校と大学で同級だった男だ。大地は振り返りもせずにそう吐き捨てて、給仕係が運んでいたワインを受け取って一気にあおった。
  
「ずいぶん出し惜しみするもんだと思っていたんだけれど、何か問題のあるお嬢さんだったのかい」 
「人の家内のことをお嬢さんなどと気軽に呼ばないでいただきたいね」 
「はいはい、失礼しました。大地はむしろ年上のしっかりとした女性を嫁にもらうものだと思っていたけれどね、オレは」 
「思いこむのは勝手だけれどね」
  
 どうしたんだ、ずいぶん機嫌が悪いな。軽い口調で言われてはじめて自分の状態に思い当たった。たしかに、少しイライラしているのかもしれない。 
 いつも屋敷の中に閉じ込めて、自分が帰宅したらずっと一緒に居るのが当たり前だったから、同じ空間にいるのに琴子が何を話しているのか、なにを聞かされているのか分からない状況になるのが初めてだったのだ。
  
「なにも問題はないよ。僕にはもったいないくらいの女性だし」 
「おや。お前が謙遜しないところは初めて見たかもしれない」 
「まあね。ただ、少し時間を置いていたんだ」 
「どうして」 
「あまりにも子どもだったからね」
  
 友人はそれを「幼すぎて社会に出すには恥となりそうだったから」と解釈したけれど、大地の言った本当の意味は違っていた。 
 本当はまだ連れてきたくはなかった。琴子にはまだ自分がやりたい事やしたいこと、楽しいことや嬉しいことだけをしていてほしかったから。
  
(こんなところで自分を押し隠して生きるのは、楽しいことをたくさん知ってからでよかったんだ)
 
 
 
 
  
「琴子」 
「あっ、大地さん」 
「花椿様のところにご挨拶に行くから。一緒に行こう」 
「はい」
  
 さわさわと周りのお嬢様たちが波音のようにいろんな噂話を始めるのを背後に聞きながら、大地は琴子の手を引いてその輪から離れた。
  
「大丈夫だった? 琴子」 
「はい。わたし、ちゃんと大地さんの奥さん、できたと思います」 
「そう。偉かったね」 
「……えへへ」
  
 琴子の頭にそっと手を置いて、髪をなでた。今日はドレスと共布のリポンで、両耳の上の髪をひと房ずつ左右に結んでいる。それを崩さないようにそっと。
  
「そうだ、花椿様のところに行く前に、ちょっとこっちへおいで」 
「……はい?」
  
 大地は琴子を連れて中庭に出た。 
 12月の夜のこと、外は冷たい風が吹いていた。
  
「寒いね。大丈夫?」 
「は、はい……、ちょっと、寒いけど大丈夫です」 
「ごめんね。これ、着て」
  
 大地が自分の着ていた上着を脱いで、琴子の肩にかけた。 
 琴子の体にはだいぶ大きいそれが肩から落ちないようにしっかりとかぶせ、、大地はもう一度琴子の手をとって中庭の中央にあるクリスマスツリーの下まで歩いていく。 
 花椿家の名に恥じない巨大なクリスマスツリーは、小さな人形や、キラキラ光る宝石のようなもので飾り付けられていた。周りに並べられた蝋燭のあかりを反射して、キラキラ、ユラユラと幻想的に光る。
  
「大地さん、これ、大地さんが着ててくださいっ!」 
「いいから。琴子が風邪をひいたら大変だろ?」 
「でも、その格好じゃ、大地さんが風邪をひいちゃう」
  
 シャツとベストだけを着た大地の格好に、琴子が自分の肩にかけられた大地の上着を脱ごうとするが、大地はその琴子の両手を掴んで押しとどめた。 
 それよりも、見なよ、これ。 
 大地はツリーの周りに並べられていたベンチの一つに腰かけた。少しだけ周りを確認する。 
 この寒い時期に、わざわざ中庭まで出てきてクリスマスツリーを見物するような酔狂なのは今日の招待客の中にはいないようだった。 
 それもそのはず、先ほどのパーティー会場の大きな窓越しにでもこのツリーはよく見えたし、パーティー会場は暖炉の火と集まった人々のおかげで温かく、外の寒さを忘れるほどだったので。
  
「ここに座って」 
「えっ……、た、大地さん?」 
「大丈夫、誰も見ていないから」 
「見ているとか、みていないとかじゃなくって……」
  
 ベンチに座った大地が、腕を広げて琴子を見上げている。 
 琴子はもじもじと照れくさそうにしていたが、それでもやはり大地の体温と大好きな笑顔には抗いがたくて、なによりも今日はずっと緊張していたからこうして二人でいられる安心感もあって。それで、少しだけ躊躇はしたけれどうつむき加減でちまり、と大地の腕の中におさまった。 
 大丈夫と言いつつ実際には寒くて仕方がなかった大地は、ふんわりとした琴子の少し高めに感じられる体温を腕の中に抱きこんでほっと一息ついた。 
 はぁ、と大きく吐き出された息が真っ白くなってやがて冬の突き刺さるような空気の中に紛れて消える。
  
「見てごらん、これがクリスマスツリーだよ」 
「うん。とってもきれいだなって、さっきお部屋にいるときも見ていたの」 
「これを、見せてあげたかったんだ、琴子に。あのポストカードを見て、とても喜んでいたから」 
「ありがとうございます」
  
 うん。と大地は一つ頷いて、それからもう一度クリスマスツリーを見上げた。
  
「クリスマスは、子どもに贈り物をして、家族で過ごす日だと言ったよね」 
「ええ。絵ハガキを見せてくださったとき、大地さんにそう教わりました」 
「だからさ、今日は琴子と一緒に居たかったんだよ」 
「……え?」
  
 ぎゅっ、と琴子を抱く腕に力を込めた。
  
「今日が家族と一緒に過ごす日なのだったら、僕にとって一番大事な家族は琴子、貴方だからね」 
「大地さん」
  
 頭がおかしくなってしまいそうだ、と琴子は思った。 
 大地のことが好きすぎて。いつもいつも、これ以上好きになることはないだろうと思うのに、それでも毎日もっと好きになる。 
 胸の前にある大地の腕に、そっと手を触れた。
  
「わたし、大地さんの家族になれて良かった」 
「うん。僕もだ。琴子とこうして一緒にいられることはなんて幸せなんだろうと思うよ」
  
 大好きです。 
 と伝えたかったけれど、そんな言葉だけじゃあ足りないような気がした。 
 けれども、琴子はそれ以上の言葉を知らなくて、だからもどかしい気持ちで大地の腕を抱きしめて頬を寄せた。 
 こんなんじゃ、触るだけじゃ足りないのに。よく分からない衝動のようなものが琴子の体をかけめぐっていた。 
 けれど琴子は触れる以上のことを知らないし、大好き以外の言葉を知らない。
  
 その言葉は大地が知っていた。
  
「……あいしているよ」
  
 囁くように小さな声で、それでも大地の言葉はまっすぐに琴子の耳に届いていた。
  
 いつまでもずっとここに座っているわけにはいかないが、こうしてずっと琴子のことを抱きしめていられればいいのに、と大地はこの一時だけの休息の時を名残惜しく思った。 
 クリスマスツリーは七夕の笹ではないから、短冊に願い事を書いて吊るしても叶うわけがないというのに。
 
 
 
 
  
 
2009/12/11
 
 
  
  
 
 
 
 
 
 
  
 
 |